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ドワ小説第5話

変な枢機卿や変なエルフ女に絡まれて嫌になったよ!
続きはこちらまで!

第5話 下水道の奥には・・・


怪しいエルフ女とポークル男を放っておいて道なりに進んでいくと先ほど聞いた盗賊のアジトと思われる
場所が見えてきた。
どう忍び込もうか悩んでいるとアジト中から声が聞こえてきた。

「いや、俺別に冒険者ギルドの人じゃないっすよ!?俺はおたくらの盗賊具合に
一目ぼれつーかまじリスペクトしてるっつーかそんな感じなだけですよ!」

どこかで聞いたような声が聞こえてきた。

「なんすか!その信じてねぇ顔しちゃって旦那!どうすれば信じてもらえるんです!?
なんなら俺ドレクさんの写真踏んでみましょうか!?」

顔をのぞかせてみるとこないだあったミシェルという若造が盗賊たちに囲まれて必死に弁解していた。
今の状態なら後ろを隠れて通過できそうだと思った彼はスッと自分の気配を消して進んでいった。
立ち去るときにミシェルと目が合って助けを求められた気がしたが気のせいだということにしておいた。

ミシェルのおかげで無事にアジトを抜けるとダークゾーンと呼ばれるくらい部屋が見えてきた。

『そういえばさっきペンダントを探してくれと言われていたな』

そう思い仕方なくダークゾーンへ入ってみた。
しばらく目を凝らして歩いていると足元に何か落ちているようだった。
拾ってみると薄汚れたペンダントであった。

『仕方がない後で届けに行ってやるかのう』

そう思い貴重品カバンに入れて先を急いだ。

しばらく進むと古びた石板に錆びついた鉄の棒が付いていた。

『大方これをつかって結界を解くのじゃろうな』

そう思い鉄の棒を回収して先に進んだ。
しばらく行くと今度は古びた石板に光を放つ水晶玉がとりつけてあり、同じように回収した。
そして少し進むとすぐに結界があり、そばに光天使の像があった。
調べてみると全自動虫取り装置と書かれており何かがはめ込まれていたような
丸い窪みとレバーを差し込む穴のようなものがある。
先ほど拾った鉄の棒と光る水晶玉を取り付けてレバーを倒すと装置が起動した。
すると光が周りを包み中に転送された。

「先ほどと同じ広さの場所じゃな」

あえて声に出して言いながら中へと警戒しながら進んでいくとカサカサという音がして
ビートル型のモンスターがわらわら湧いていた。

「虫取り機と聞いてそうだろうと思っておったがやはりそうだったか・・・」

そういうと彼はカバンから粉のようなものをだし撒きはじめた。
ぱらぱらと虫にかけるたびに大量にいた虫がコロリと倒れていく・・・
彼は無表情にひたすら撒き続けた。
そうして5分ほど経っただろうか・・・
決戦場の中には彼一人がたたずんでいた。

外に出た彼は苦虫を噛みつぶしたような顔をしてこうつぶやいた。

「持ってきたムシコロリが全部なくなったじゃないか・・・」

そして肩を落としながら結界の消えた道に足を踏みだした・・・

道を進むと下に続く道と火の出る罠のある細い一本道に分かれていた。
下はモンスターが多いだろうなと彼は考え面倒なので上の細い道を進んでいった。
途中火に煽られて下に落ちそうになりながらも無事に細い道を進み盗賊団を
閉じ込めている光天使の像までたどり着いた。
転送装置を調べると機械の一部が壊れており、看守の落書きを発見した。

『こんなところで看守なんてやってられるか!念のために装置は壊しておいた。
後任者は3つのネジを探してきて装置を直してから起動するべし!
ネジは下水のガラクタの中に隠した!』
このメモを見て『ここにメモを残しておいて盗賊団が見たらどうするのだろう』と彼は思いながら
メモを剥がし下水へと向かった。

下水に向かうと想像した通りにゾンビがたくさんおり、彼は華麗に敵を倒しつつ着々と歩みを進めていった。
まず1個目のガラクタを下水の簡単な場所に発見しネジを手に入れた。
そして入り組んだ場所を散策していると何やらすごいオーラを感じた。

『こいつは強敵だ!』

彼は今まで普通に歩いていたところを臨戦態勢で歩き始めた。
しばらく進むとあらい息遣いと人の声がしてきた。

「だ、だれか助けてくれ!おい、犬コロこっちに来るな!」

そっと覗き込むとミシェルが下水の中で腰を抜かしたように座り込んでいた。
その前には銀色の毛並みの禍々しいオーラをまとった人狼が襲いかかろうとしていた。
さすがに目の前で人が惨殺されるのは見たくないと思い彼は自慢の武器を抜刀して人狼に切りかかった。

カキン

切りかかると人狼はすぐに反応し彼の剣戟をはじいた。

「グルルル」

オオカミは唸ると警戒したように一歩後ろに飛んだ。
その姿を横身に見て警戒しつつ倒れているミシェルへ声をかけた。

「おい、若いの大丈夫か?」

するとミシェルは無言でうなずいた。

「無事ならばさっさとここから離れな!お前がいると邪魔でしょうがねぇ」

するとミシェルは立ち上がろうとすると腰が抜けて立てないようで情けない声を出した。

「たてねぇよ~ じじい俺はここで死ぬのか!?俺はまだしにたくねぇよ!」

その声に反応したのか人狼がチラッとミシェルの方を向いた。

「若いの、死にたくなければ変に声出すなよ。今騒ぐと人狼はお前さんに襲い掛かるぞ」

そう声をかけるとミシェルは焦ったように手で口を押えた。
その様子を見ながらも彼は人狼の気配を探っていた。

『この様子じゃこの若いのは離れたら騒ぎだすだろうな。ここは隙を見て人狼を倒すしかないか』

力が奪われる前の彼ならばこんな銀の人狼程度すぐに倒せたが今彼は力が奪われている状態である。

『今のわしでどこまでやれるかな・・・ 考えても無駄だな、なるようにしかならん!』

元来彼は頭で考えて戦うよりも戦いながら判断をする戦闘を得意としていた。

『剣できるよりは槌で怪我をさせて戦意を消失させた方がいいだろうな』

そう思い警戒しながら槌を装備した。
槌を2度3度と握りしめリズムをとると彼は雄叫びをあげながら人狼に襲い掛かった。

「オリャー!」

ドカン
すごい音と水しぶきが上がった。
それが収まると彼一人が立っていた。

「ちっ、手ごたえはあったが逃げられたか」

そう彼はつぶやくとミシェルの方を向いた。

「おい、若いのけがはないか?」

するとミシェルは驚いたような顔をしてうなずいた。

「じいさんあんたすごいんだな・・・」

彼はそういうとこわごわと生まれたての小鹿のような膝をしながら立ち上がった。

「若いの、お前さん何しにここに来ているんだ?」

するとミシェルはバツが悪そうにボソボソ何かしらつぶやいた。

「ん?聞こえんぞ?」
するとミシェルは思いついたように一度うなずくと口早に言い出した。

「べ、別に俺はドレクのじいさんの命に逆らって下水道の奥深くに入り込んで途中で盗賊団に
見つかってどうにか切り抜けて盗賊団に言われてネジ3個集めに来たら銀狼に会ったわけじゃないからな!?」

そういうと慌てて残りの2個のネジを彼に差し出してきた。

「このネジは儂がもらっていいのかな?」

彼はわざとらしく聞くとミシェルは言い返してきた。

「お、おれはあんたに協力するためにここでこのネジを集めていたんだ!遠慮なく持って行ってくれよ!」

そういうと彼はネジを渡し勢いよく起き上がりとめる間もなく走り去っていった。

「都合が悪くなったら急いで逃げていきおったわい」

彼は誰に言うともなくため息をつきながら銀狼がいなくなったと思われる方向を見つめて歩き去って行った。

その後光天使のところに行き転送装置を起動させて中に入るといつから放置されていたのか
中の盗賊団たちは餓死していた。

街に戻る途中でダークゾーンにいたシャドルスティルにペンダントを渡しに行った。
「え?ペンダントを拾った? おぉ・・・暗くてよくわからないけどこの触り心地は私のペンダント!」
そういうと懐からコインのようなものを出し渡してきた。
「ありがとう。これはお礼の品だよ。旧時代の硬貨らしい。集めて置けばコレクターが買い取るかもよ」

そして下水道を後にしてドレクのところに報告に行った。

「なんだと?中の盗賊団はとっくに死んでいた?」

それを聞くと呆れたような顔をして書類を書き始めた。

「手間をかけさせて悪かったな、ミシェルも世話になった。」

そしてドレクはミシェルという言葉で思い出したように言い足してきた。

「そういやミシェルから聞いたんだがあんた銀狼とやりあったらしいな」

そういわれると彼は首を振りこう答えた。

「退治できなかったんじゃからやり合ったとはいえないさ」

するとドレクは笑いながら言ってきた。

「正直あんたには驚かされるよ。いい意味で裏切られたな」

そしてドレクは一転して真面目な顔になって頼んできた。

「ところで・・・本当なら新米にこんな話回さないんだがちょいと大きな仕事が来てるんだよ」

そういうとドレクは紙束を指し示しながらこう続けた。

「依頼者は、ゼームテールっていう魔法局のお偉いさんだ。
魔法局は騎士団と手を組んで魔法力消失の調査をやってんだ。
で、表向きはその手助けを冒険者に依頼しているってことなんだが・・・」

そして頬を掻きながらいいづらそうに言った。

「どんな手助けするのかってのが問題でな。
どうも調査の邪魔になる強い怪物を退治するのが冒険者に頼みたいことらしい。そう書きゃいいのによ!」

最後の方は投げ捨てるように言い出した。

「まあ、それなりに危険な仕事だがその分報酬も弾んでいる。どうだい、お前さんやってみるきはあるか?」

彼はそれを聞いて前の大陸の時を思い出し一瞬躊躇したが結局うなずいた。

「そうかい。やってくれるかい。ちょいと待ってくれ、今紹介状を書いてやる。ほらよっと」

紹介状を渡され魔法局に行き直接ゼームテールに話を聞けとのことだった。
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